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パッシブデザイン最終話

こんにちは!

グレースホーム スタッフの優です☆


本日はパッシブデザイン最終話と題して
【パッシブデザインは具体的にどんな設計?】を
お話ししたいと思います\(^^)/

 

まず、先週のブログでお伝えしましたが
そもそもパッシブデザインとは...

太陽や風の力を最大限に利用し、暮らしに必要な
「明るさ」「暖かさ」「涼しさ」「新鮮な空気」を
獲得する設計のことです。


hujhujfd.png

図で表すとこんな感じ。
(最新版 本当にすごいエコ住宅をつくる方法より引用)

図の説明が若干見づらいので説明しますと...

【日射熱の利用・遮蔽】

日射角度を計算し、庇・開口面積などを
調整することで日射量を調整します。
冬は日射熱を室温上昇に利用。

夏に家の中が暑くなる原因は、日射が室内に
入ってくるからです。これを何とかしないと
エアコン代もかさんでしまいます。ですので、
夏は屋内への日射を制限することで、
室温の上昇を軽減します。

 

【通風】
風通しのいい家は誰もが望むもの。
でも「本当に風が通る家」にしようとするなら、
卓越風向、ウィンドキャッチャー、立体通風
高窓といったキーワードと、実際的な
設計テクニックを知っておく必要があります。

空気の流れを考えて開口部を設置することで、
屋内外に空気の流れを生じさせ、通風によって
夏場は体感温度を下げることができます。

 


【断熱・気密】
冬を暖かく過ごしたいと思ったら、とにかくまずは
断熱性と気密性を一定レベルまで上げること。
「断熱性や気密性は低いけど暖かくて気持ちいい」
という家はありえませんから。もちろんそのレベルは
地域や希望する暖かさによって変わってきます。

冬は屋内の熱を屋外に逃がさず、
夏は屋外の熱を屋内に入れない。
出来るだけ外気温の影響を受けないように
断熱材や開口部の工夫をします。
ここでのポイントは断熱と蓄熱。
これらをうまく高めることができたら、本当に
気持ちがよくて暖房費が少なくてすむ家になります。


【採光】
太陽の光で明るい室内に。人工的な照明とは
全く違う心地よい明るさが生まれます。
「窓をつければいいだけじゃないの?」と
思われるかもしれませんが、室内を明るくする
テクニックには様々なものがあります。

 

この他にも調湿など様々な工夫があり、どれも
地域固有の風土を活かした設計が必要となります。


いかがでしたでしょうか?
「本当の意味での省エネ住宅」。考えれば考えるほど
奥が深いですね。

 

弊社が取り組んでいる【R+house】では、
建築家の先生方が“見た目や生活のデザイン”
だけでなく、高気密・高断熱の特徴を活かした空間設計
“性能のデザイン”もプランニングを行っております。

誰もがいつかは住んでみたいと思う理想の住宅。
これを手の届く価格で提供できないか。
お客様の想いをカタチにする注文住宅でありながら、
様々な工夫でコストを抑える。
そんな発想に基づいて生まれたのがR+houseです。


気になる方はぜひ一度、お気軽にお問合せくださいませ♡

それでは本日はここまで。
また明日(^^)/~

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