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よくある質問 設計・間取り

隣の公園を借景にするときも、自分の庭に目隠しは必要ですか?

公園の緑は楽しめても、公園を歩く人の視線まですべて歓迎したいとは限りません。北九州の平屋では、リビングから外の緑を借りながら、犬を遊ばせたい自分の庭や、低い位置から眺める和室の窓を別々に計画しました。外の景色を借りる場所と、自分で守れる場所を分けて考えます。

窓の向こうを、近くと遠くに分ける

北九州の和モダンの平屋では、リビングから公園の緑を借景にしながら、庭には目隠しを計画しました。犬を庭で遊ばせる希望もありました。近くにある庭の使いやすさと、遠くに視線が抜けることは、両方大切です。

食卓から見る高さ、キッチンに立った高さ、和室に座った高さで、一番よい景色はそれぞれ違います。目隠しを一律の高さで決める前に、実際に使う席から外を見てください。

夜と冬にも、落ち着いて過ごせるか

夜は室内が明るく、外からの見え方が昼と変わります。落葉する木であれば、葉の少ない季節もあります。カーテンや塀、自分の庭の植栽で、どこまで調整したいかを相談しましょう。

窓を開いている時間だけでなく、カーテンを閉じた夜の居心地まで確かめると、借景に頼りきらず、長く楽しめる窓辺になります。

葉が落ちた日と、灯りを点けた夜

見学した日には緑が豊かでも、冬は葉が落ちて道の人が見えるかもしれません。夜は、外が暗く室内が明るいと、昼と見え方が逆になります。食卓から枝先が見える高さと、道を歩く人の目が入る高さを分け、必要なところにだけ塀や植栽を置くと、庭を全部閉じずに済みます。

公園の木は自分の敷地のものではありません。枝が剪定されたり将来の使われ方が変わったりしても、窓辺に落ち着いて座れるかを一度考えておきます。手の届くところに自分の一本を植える余地があると、遠くの緑の状態に頼りすぎずに楽しめます。

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