よくある質問 設計・間取り
来客用の和室を、ふだん家族も使える部屋にできますか?
できます。お客様がいない日の使い手を先に決めると、和室の位置が見えてきます。北九州の平屋の和室は、親しい方が泊まれるだけでなく、ご主人が一人で過ごす場所でもあります。そのため、居間のすぐ脇に開く畳コーナーとは違う距離の取り方をしています。
リビングと一緒に使う日が多いなら
お子さんが遊ぶ、一緒に座って洗濯物を畳む。そんな日が多ければ、リビングの近くにあるほうが行き来しやすくなります。扉を開け放したときだけでなく、閉めたときにどこを通るかも確かめます。
反対に、ひとりで休む人や先に眠る来客がいるなら、食卓から少し離す選択があります。事例の和室はリビングから距離を取り、畳に座った高さで庭が見える窓を設けました。
泊まる日の道具を置いてみる
布団を敷いた状態で扉は開くか。荷物を置いたら夜のトイレまで通れるか。押し入れや布団をしまう場所も図面に描いてください。広さだけで「泊まれる」と判断すると、通り道が足りないことがあります。
家族が使いたい時間と来客の頻度を聞かせていただければ、和室にする案、畳を敷ける余地をほかの部屋に残す案を、そのご家族の暮らしに合わせて比較できます。
一泊の夜だけ、順にたどる
知人が泊まる晩を想像します。布団をどこから出し、夜はどの道でトイレに行き、朝は家族の朝食を邪魔せず身支度できるか。敷く面積があっても布団が別の部屋の奥にあれば、来客のたびに家具を動かすかもしれません。布団が敷けるかと同じくらい、しまった状態で日常が成り立つかが大切です。
反対に、ふだんは寝転んで本を読みたいなら、座った目線に何が映るかも見てください。実例では低い窓から庭を眺めます。来客数と畳数を最初に結び付けるより、「ただ一人でここにいても楽しい」と思える場所を先に考えるほうが、長く使える和室になります。










