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建て替え前の庭石や植木を、新しい家にも残せますか?

可能なものは残せます。解体前に現地で対象を特定し、移せる大きさか、一時的に置ける場所があるかを確認します。中津のカフェ併用住宅では、住まい手がご実家にあった石を並べ直し、アガベも移植しました。古い庭をそのまま複製せず、新しい玄関への道に引き継いでいます。

解体する前に印を付ける

残したいものを写真に撮り、どこにあるかを敷地図に記入してみてください。「石を残す」だけでは、どの石か現場で分からなくなることがあります。大きさ、持ち出す経路、工事中の保管場所も早めに確認します。

植物は、根の状態や移植の時期によって扱いが変わります。動かせることや根付くことを一律に約束せず、実物を見て判断します。解体後に希望を伝えると、すでに処分や工事が進んでいる場合があります。

使う場所が変われば、確認することも変わる

庭に飾る石と、人が毎日歩く敷石では条件が違います。表面の滑りやすさ、つまずき、雨水の流れを考え、新しい場所で安全に使える形を相談しましょう。

中津の事例では石の並びを住まい手自身が考えました。素材だけを残したいのか、新しい庭を自分でもつくりたいのか。その希望を聞かせていただけると、設計と工事の分担も決めやすくなります。

「この石」を、現場で取り違えないために

石を一つずつ近くから撮るだけでは、工事の日に同じような石が並んでいると区別がつきません。引きの写真にも印を付け、敷地図の番号と合わせておきます。工事中に置く位置と、建物ができてから運び込む道も確認します。大きな石の場合、その順序が逆になると運べなくなることがあります。

植物なら、根の状態や時期によって移せるかが変わります。造園の担当者に見てもらい、どうしても残したい一本を先に伝えてください。移せることと、新しい場所で育つことも別です。日当たりや水の流れまで見て置き場所を決めると、残す理由が新しい庭で続きます。

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