よくある質問 設計・間取り
夫婦で料理するとき、キッチンの通路幅はどう決めますか?
一人がまな板の前に立ち、もう一人が冷蔵庫を開けるところから測ってみてください。すれ違えることと、火や包丁を使う人が体をよけずに済むことは別です。機器の取っ手や開いた引き出しを含めた通れる幅を、ご夫婦のいつもの立ち位置で決めます。
冷蔵庫を開けたときに、もう一人はどこにいるか
26坪の平屋では、住まい手が「料理している人の後ろを通りたい」と考え、キッチンの幅を優先しました。実家や友人の家で通りにくさを感じた経験が、寸法を決める手がかりになったそうです。床全体を広くするより、毎日使うところに余地を取りました。
今お住まいのキッチンで、普段の夕食を一度二人でつくってみてください。冷蔵庫を開ける人と洗い物をする人がぶつかるのか、盛り付けた皿を置く場所が足りないのか。困る場面が違えば、広げるべきところも変わります。
横並びと向かい合い、二つの案を見る
北九州の和モダンの平屋では、作業台を分けたキッチンの反対側にも人が入り、隣のダイニングを作業に使えます。キッチンだけで完結させず、食卓まで含めて作業場所を取る例です。
展示や打ち合わせでは、図面に椅子と開いた扉を描き、買い物袋を置く役、鍋を運ぶ役をそれぞれ試してください。ほしいのが通り幅なのか、二人分の作業面なのかが分かると、メーカーや機種を選ぶ話も進めやすくなります。
家で一度、テープを貼って試す
今のキッチンで、候補にしている通路幅を床にテープで示します。一人は台の前で作業し、もう一人は皿を持って背後を通る。次に食洗機か引き出しを開け、冷蔵庫から出したものをどこへ仮置きするかも試します。手を離して相手に通路を譲った回数を覚えておくと、どこが狭いのか言葉にしやすくなります。
ずっと並んで料理するご夫婦もいれば、主に一人が料理し、もう一人は配膳のときだけ入る家もあります。二人用だから一律に広げると、一人で鍋を運ぶときの距離まで延びます。朝食と夕食のどちらに合わせるか、使う回数の多い場面から寸法を決めてください。










