よくある質問 改修・店舗
二階にいても、一階のカフェに来た人が分かるようにできますか?
できます。どの人がどこにいれば気づきたいかを先に決めます。「ナカツの器」では二階の床の一部に強化ガラスを設け、ワークショップの場所から下のカフェの様子が見えます。床の面積を残しつつ、小さな範囲だけをつないだ例です。
見たいものと、見られたくないもの
スタッフが来客に気づきたいのか、催しの雰囲気を一階に伝えたいのかで、視線を通す場所が変わります。立ったとき、座ったとき、階段の途中から見たときの三つを想像してください。下から見上げたときのプライバシーも大切です。
音も一緒に伝えたいとは限りません。静かな打ち合わせとにぎやかな催しが同時にあるなら、音と視線の条件を分けて設計します。映像や案内表示で気配を伝えるほうが合う店もあります。
床を歩く材料には個別の確認が必要
歩行用のガラスは一般の窓ガラスとは違います。採用するときは、荷重、支持方法、滑りにくさや清掃、施設の用途に合う安全性を設計者・専門の施工者が確認します。既存建物では床や梁の状態も条件になります。
二階の広さを保ちたいのか、大きな吹き抜けがほしいのかで選択肢は違います。相談には、営業中に上と下でそれぞれ誰が何をしているかをお聞かせください。
下から見上げるお客様の立場でも考える
店主は入口の人に気づきたい。一方、お茶を飲むお客様には、真上からずっと見られていると感じてほしくない。見通す先を入口付近にするか、席の上にするかで居心地は変わります。上で立っている人と座っている人、下で座る人の三つの位置を図面に入れましょう。
店員が必ず来客に気づく必要があるなら、視線だけに頼らず呼び鈴なども比べます。ガラス床を採用する場合は荷重、支持、滑り、視線への配慮をその建物ごとに設計します。動画で歩けた床と同じ見た目なら使える、とは判断せず、運営に必要なことから仕組みを選びます。










