平屋の子ども部屋は、家族との距離をどう取ればいいですか?

要約
- 平屋の子ども部屋は、リビングを通ってから入る配置にすると、家族の気配が伝わりやすくなります。一人の場所が要るようになってから部屋を分けられるようにしておくと、子どもの成長に合わせて距離を変えられます。
- グレースホームでは、廊下をつくらず個室をリビングから直接つなぐ平屋や、はじめは1部屋で、あとから2つに分けられる子ども部屋をつくってきました。
- 子どもが小さいうちは寝室で一緒に寝て、子ども部屋はまだ使っていない、という平屋もあります。
一人の場所が要る時期
子ども部屋は、子どもが小さいうちはあまり使いません。寝室も一緒で、日中もリビングで過ごすことが多いためです。グレースホームでは、一人の場所が要るようになるのは、小学校の高学年か中学生くらいからと考えています。
13歳から一人部屋を使い、大学4年生まで実家に住んだとしても、使うのは10年ほどです。40年、50年住む家で考えると、子ども部屋として使わない年月のほうが長くなるかもしれません。
子どもが小さいうちは寝室で一緒に寝て、子ども部屋はまだ使っていない、という平屋もあります。
リビングを通って入る配置
子ども部屋が廊下の突き当たりや玄関の脇にあったり、階段の先にあったりすると、子どもの様子が伝わりにくくなります。部屋にこもりがちにならないように、リビングを通ってから子ども部屋に入る間取りにしておくとよいと考えています。
平屋は部屋がワンフロアに並ぶので、子どもが成長して自分の部屋を持つようになっても、2階建てに比べて自然と顔を合わせる機会が増えます。

ただ廊下がない分やっぱりその分リビングを広く取れるっていうことと、個室をそのままつなげるっていうことで、家族の気配が分かるっていうことにつながっていくと思います
廊下をつくらず、寝室と子ども部屋にリビングから直接入るようにした28坪の平屋もあります。扉はありますが、ふだんは開けたままで、リビングからの抜けが続いています。
はじめは1部屋で使う
子ども部屋をはじめから2つに区切らず、1つの広い部屋として使い、子どもが大きくなってから2つに分ける考え方もあります。きょうだいの性別や性格にもよりますが、大きくなるまで部屋を広くしておくと、遊んでいるときに目が届きやすく、コミュニケーションもとりやすくなります。
1部屋の子ども部屋を将来2つに分けられるように、扉、窓、スイッチ、照明、コンセントを2つずつ用意した平屋もあります。分けても分けなくても使えるようにした子ども部屋や、分けられるように考えたうえで、今は1つの部屋として使っている子ども部屋もあります。
住んでいる方からは、子どもは2人と考えていて、将来は壁をつくって部屋を分けるつもりだ、という声を聞いています。
小さめの個室と家族の場所
一人の部屋は、4〜5畳ほどを希望される方も増えています。そのぶんを、ファミリークローゼットやスタディコーナーのような家族みんなが使う場所に充てると、家族のコミュニケーションも増えます。
広すぎる子ども部屋は、子どもが小さいうちは自分で管理するのが難しく、快適すぎると自分の部屋にこもりがちになる心配もあります。

勉強する場所を、キッチンやダイニングから見えるところにつくる方法もあります。東の窓際のダイニングに、造り付けのスタディカウンターを並べた平屋もあります。
巣立ったあとの使い方
子どもが巣立ったあとの子ども部屋は、荷物置きや趣味の部屋、来客が泊まる部屋にも使えます。
子どもが育ったあとに仕切りを取り払えば、ひとつの大きなLDKとして使えるようにした平屋もあります。
例えば今お子様が小さいんですけれども、育っていくタイミングとかで、例えばこれをそのまま取っ払ってしまうと、もう本当に一つのLDKのみになっちゃうんですよね
この記事のポイント
- 平屋の子ども部屋は、リビングを通って入る配置にすると、家族の気配が伝わりやすくなります。
- 一人の場所が要るようになるのは小学校の高学年か中学生くらいからなので、はじめは1部屋で使い、あとから分けられるようにしておくと、成長に合わせて距離を変えられます。
- 子ども部屋を小さめにして家族で使う場所を広くとることや、巣立ったあとの使い方も、建てるときから考えておけます。
この記事のもとにした動画と記事
グレースホームの動画で話した内容と、これまでのブログ・公的な資料をもとにまとめています。










