買ってはいけない土地には、どんな特徴がありますか?

要約
- 買う前によく確かめたいのは、海や川、山の近くなど災害の危険が高い場所、周りの土地より低い土地、傾斜地や極端に狭い土地など工事費が上がりやすい土地、隣との境界がはっきりしない土地です。
- 周りより低い土地は、大雨のときに雨や地下水が流れ込む心配があり、盛土や排水設備の費用もかかります。土地の価格だけで判断しないことが大切です。
- 変形地は、ほかの土地より価格が低く設定されていることが多い土地です。変形地や北向きの土地も、設計しだいで暮らしやすい家にできることがあります。
気をつけたい土地の特徴
海や川、山の近くは、災害の危険性が高い場所です。海から離れていても海抜が低ければ注意が必要で、高台の土地も視野に入れて探すのもひとつです。ハザードマップを確かめながら、安心して暮らせる地域を探しましょう。
周りの土地より低い位置にある土地は、大雨などで雨や地下水が流れ込んでくる心配があります。盛土による地盤改良や排水設備を設けることが一般的ですが、そのぶん費用もかかります。
傾斜地は眺めがよいことが多い一方、基礎工事の割増や、地盤が弱かったときの補強工事の難しさ、建物の工事の手間の割増も考えておく必要があります。給排水でポンプアップが必要になることもあります。平らな土地でも、極端に狭い土地や形が悪い土地は、工事費が高くなる可能性があります。
隣の土地との境界線が定まっていないと、近所とのトラブルにつながることがあります。境界の目印がない場合は、隣の方に立ち会ってもらいながら、はっきりさせておきましょう。
形や向きだけで外さない
変形地は、ほかの土地に比べて価格が低く設定されていることが多く、立地のよい場所を選びやすい土地です。整った形の土地でなくても、土地に合わせて設計すれば家は建ちます。
北九州市には、北向きで、先が少しすぼまった変形地に建てた平屋もあります。眺めのよい北に大きな窓を開き、南の道路側は閉じました。北向きで変形地だったこともあり、割安に購入できたのではないかと考えています。
人気のある土地は価格も高くなりますが、人気があるからといって、いい家が建てられるとは限りません。気になる土地があるときは、買う前に建築会社に見てもらうのがいちばん効率がよいと考えています。
この記事のポイント
- 災害の危険が高い場所、周りより低い土地、工事費が上がりやすい土地、境界がはっきりしない土地は、買う前によく確かめましょう。
- 土地の価格だけでなく、盛土や排水、基礎の工事など、建てるまでにかかる費用も合わせて考えることが大切です。
- 変形地や北向きの土地は、設計しだいで暮らしやすい家にできることもあるので、形や向きだけで外さずに相談してみてください。
この記事のもとにした動画と記事
グレースホームの動画で話した内容と、これまでのブログ・公的な資料をもとにまとめています。










