新築の家に使える補助金には、どんなものがありますか?
要約
- 新築の家に使える国の補助金は、みらいエコ住宅2026事業が中心で、GX志向型住宅、長期優良住宅、ZEH水準住宅が対象です。ほかに環境省系のZEH支援事業があり、補助金ではありませんが住宅ローン減税もあります。2026年11月8日時点で、各事業のページと国の資料に書かれている内容です。
- みらいエコ住宅2026事業の注文住宅の新築のうち、ZEH水準住宅は第2期の受付が2026年9月30日までで、すでに締め切られています。GX志向型住宅と長期優良住宅は、交付申請の予約が2026年11月16日まで、交付申請が12月31日までで、予算の上限に達した時点で終わります。
- 補助金は年度や予算で変わります。建てる場所の市町の制度も、あわせて確かめてください。
みらいエコ住宅2026事業
みらいエコ住宅2026事業の注文住宅の新築は、住宅の性能ごとに補助額と対象の世帯が決まっています。補助額は地域区分で違います。中津市・宇佐市・豊後高田市は、大分県の資料で6地域とされていて、5〜8地域の額になります。北九州市・行橋市・豊前市・苅田町・みやこ町・吉富町・上毛町・築上町も、令和2年7月時点の国の表では6地域です。
| 住宅の種類 | 対象の世帯 | 補助額(1戸・5〜8地域) | 受付(2026年11月8日時点) |
|---|---|---|---|
| GX志向型住宅 | すべての世帯 | 110万円 | 第2期は12月31日まで。第1期と合わせて予算750億円に達し次第終了。予算の執行は74% |
| 長期優良住宅 | 子育て世帯か若者夫婦世帯 | 75万円 | 第2期は12月31日まで(予約は11月16日まで)。長期優良住宅・ZEH水準住宅を合わせた予算の執行は45% |
| ZEH水準住宅 | 子育て世帯か若者夫婦世帯 | 35万円 | 注文住宅の新築は、第2期の受付が9月30日まで(予約は8月17日まで)で終了 |
子育て世帯は、申請時点で、令和7年4月1日時点で18歳未満の子がいる世帯です。若者夫婦世帯は、申請時点で夫婦で、どちらかが令和7年4月1日時点で39歳以下の世帯です。
床面積が50㎡以上240㎡以下で、建築主本人が住むこと、立地などの除外要件に当たらないことが条件です。基礎工事への着手が2025年11月28日以降で、2027年1月31日までに一定以上の出来高の工事を終える必要があります。
申請は、登録済みの「みらいエコ住宅事業者」が建築主に代わって行い、受け取った補助金を建築主に還元します。国の予算案の発表(2025年11月)では、長期優良住宅とZEH水準住宅に、新築に合わせて建築主(親族を含む)が持っている住宅を取り壊す場合の加算が示されています。
ZEH支援事業
環境省系の事業として、新築の戸建住宅をZEH・ZEH+にする場合の定額の補助があります。事業概要では、4〜8地域のZEHは1戸45万円、5〜8地域のZEH+は1戸80万円で、蓄電システムなどには別に補助があります(令和8年度〜令和10年度の事業)。
公募のページでは、2026年11月6日に、新築ZEHの一般公募(複数年度事業)の受付を始めたと書かれています。締切日は、このページには書かれていません。
住宅ローン減税
補助金ではありませんが、住宅ローン減税は、入居が令和8年1月1日から令和12年12月31日までなら適用できます。控除率は0.7%です。
国土交通省の税制改正の概要では、新築の借入限度額と控除期間は、長期優良住宅・低炭素住宅が4,500万円(子育て世帯等は5,000万円)で13年、ZEH水準省エネ住宅が3,500万円(子育て世帯等は4,500万円)で13年です。新築の「その他住宅」は対象外です。
省エネ基準適合住宅は、令和10年以降に建築確認を受けるものは対象外です(登記簿上の建築日が令和10年6月30日までなら対象)。令和10年以降の入居分からは、土砂災害などの災害レッドゾーンに建てる新築住宅も対象外になります。
市町の制度もあわせて
国の制度のほかに、市町村が独自に、新築や移住、太陽光発電などへの制度を設けていることがあります。どれも年度や予算で受付が変わるので、建てる場所の市町のページで、そのときの受付の状況を確かめてください。
この記事のポイント
- 新築に使える国の補助金は、みらいエコ住宅2026事業が中心です(2026年11月8日時点)。
- 注文住宅のZEH水準住宅は9月30日で受付が終わり、GX志向型住宅と長期優良住宅は予約が11月16日まで、申請が12月31日までで、予算に達したら終わります。
- ZEH支援事業や住宅ローン減税、市町の制度もあるので、建てる時期と場所に合わせて確かめましょう。
この記事のもとにした動画と記事
グレースホームの動画で話した内容と、これまでのブログ・公的な資料をもとにまとめています。










