注文住宅でよくある失敗には、どんなものがありますか?

要約
- 注文住宅でよくある失敗には、収納や間取り、窓と外からの視線のほか、外観の細かいところ、家と庭の広さの割り振り、外構を後から考えることなどがあります。
- 多くは、家づくりを始める前に知っていれば防げることです。グレースホームでは、外構も、家づくりを始めたときから一緒に提案しています。
- 後から変えにくい土地や耐震性、断熱と気密には、最初に予算をかけておくことをおすすめしています。
よくある失敗
注文住宅は一から決められるぶん、間取りや窓の位置など、室内のことに気が回りがちです。ここに挙げる失敗は、家づくりを始める前に知っていれば防げることです。
よくある失敗と、考えておきたいことは、次のとおりです。
| 失敗しやすいところ | 起きやすいこと | 考えておきたいこと |
|---|---|---|
| 収納 | 奥行きが深すぎて使いにくい。物が多い場所に、収納が足りない | 何をしまうかを先に決める。将来の家族の変化も考える |
| 間取り | リビングと洗面が離れていて、冬に寒い。何となくつくった畳スペースを使っていない | その間取りの弱点を先に調べて、対策を考えておく |
| 窓と外からの視線 | 隣の家や道路からリビングが見えて、一日中カーテンを閉めたまま | 周りの状況を見て、窓の位置と数を決める。洗濯物を干す場所も考える |
| 外観 | 外壁の継ぎ目の線がそろっていない。軒天や雨どいに、安い素材が使われる | 立面図で、線と素材を確かめる |
| 庭 | 土地が広いからと家を大きくして、使わない庭ができる | 庭をどう使うかを先に考えて、家の大きさを決める |
| 外構 | 後から別に頼んで、余分なお金がかかる。家と庭がバラバラになる | 家づくりの初めから、外構も一緒に考える |
外観の線と軒天
窯業系サイディングには、必ず縦か横に継ぎ目の線が入ります。線が多いほど外観はごちゃごちゃして見えるので、立面図で確かめ、そろっていなければ、そろえてほしいと伝えて大丈夫です。
軒天は目立ちにくい場所なので、壁材より安い素材にすることがよくあります。色や形、見た目がかなり変わるので、気をつけたいところです。雨どいも、よくある丸いものや安価な素材が使われやすいので、あわせて見ておくと安心です。

壁と軒天と柱を同じ材料で仕上げ、横の線をそろえた28坪の平屋もあります。塗り壁の角と、軒の裏に張った木の角が、すべてそろうように割り振りを考えた平屋もあります。
家と庭の広さの割り振り
家の広さは、35坪から40坪を希望される方が多いです。ただ、土地が100坪あるからと、なんとなく40坪にすると、使わない中途半端な庭ができてしまうことがあります。
106坪の土地に、庭も大事な場所と考えて、暮らし方からリビングや個室に要る広さを計算し、28坪で建てた平屋もあります。庭は建物と同じくらいの広さがあり、芝生でゴルフの練習や子どもの駆けっこ、キャンプができます。
外構を後から考える
外構を後から別に頼むと、ゆっくり考えられる反面、余分なお金がかかることがあります。後から探した外構の会社が家のコンセプトを分かっていないと、庭は庭、家は家とバラバラになり、統一感が出にくくなります。
延床32.6坪に対して土地が116坪あり、土地が余るのではと心配されていたため、提携する外構会社と家づくりの初めから一緒に考えて、家の配置と庭の配分を決めた平屋もあります。

それだとそこからゆっくり考えるっていうメリットはあるんですけど、デメリットとしてはやっぱりその後からするので、余分なお金がかかる
後から変えにくいところ
お金をかけるところは、後で変えられるかどうかで考えることをおすすめしています。キッチンやお風呂などの設備は、後からでも替えられます。土地、耐震性、気密性や断熱性は、後から変えることが難しい部分です。
気密や断熱は、「高気密・高断熱」という言葉だけでなく、具体的な数値で示しているかどうかを確かめることが大切です。
いや、僕結構性能オタクなんで、オタクっていうよりかは、みんなやっぱデザインに行くんですけども、性能がやっぱり長く住める家がイコールと思ってたので、やっぱ耐震に強いとか
住んでいる方からは、長く住める家には耐震や断熱、気密といった性能が大事だと考えた、という声を聞いています。
この記事のポイント
- 注文住宅でよくある失敗には、収納や間取り、窓と外からの視線、外観の細かいところ、家と庭の広さ、外構を後から考えることなどがあります。
- 多くは、家づくりを始める前に知っていれば防げることです。
- 後から変えにくい土地や耐震性、断熱と気密には、最初に予算をかけておくのがおすすめです。
この記事のもとにした動画と記事
グレースホームの動画で話した内容と、これまでのブログ・公的な資料をもとにまとめています。










