工事中や引き渡し前には、どんな検査がありますか?

要約
- 新築の工事では、工事の途中に中間検査、工事が終わったあとに完了検査があり、建物が法令や申請のとおりにできているかを確かめます。
- グレースホームでは、新築の住宅で全棟、気密を実測しています。家が完成すると、引き渡しの前にスタッフ数人で社内検査も行います。
- 気密測定にはお客様にも立ち会っていただき、目に見えない部分の性能を確かめてからお渡しします。
工事中と完成後の検査
新築の建物が完成するまでには、いくつかの検査があります。工事の途中と、完成したあとに行うものは、次のとおりです。
| 検査 | 時期 | 確かめること |
|---|---|---|
| 中間検査 | 工事の途中(外壁や断熱材などを施工した段階) | 第三者機関の検査員が、申請書類や設計のとおりに施工されているかを確かめる |
| 気密測定 | 上棟のあと、窓が付いたとき | 専用の機械で家の隙間を測り、C値を出す |
| 社内検査 | 家が完成したあと、引き渡しの前 | スタッフ数人で、仕上がりを自分たちの目で最終確認する |
| 完了検査 | 工事が完了したあと | 建物が法令に適合しているか。適合していれば検査済証が交付される |
| 立ち合いの確認 | 竣工の前後 | 契約や設計のとおりに工事できているか |
第三者機関による中間検査
中間検査は、建築確認と完了検査のあいだにある検査です。建物が建築基準法などの法令に合っているかを確かめることが、検査の大きな目的です。建築基準法や住宅融資の関係で行われます。
外壁や断熱材などを施工した段階で、第三者機関の検査員に現場に来てもらい、目視や寸法の測定で、設計されたとおりに施工されているかを確かめます。少しでも図面と違うところがあると安全性が保証されないため、基準を満たしているかを厳しく見ます。問題なく合格証が出ると、次の工程に進みます。
住宅ローンにフラット35を使う場合は、着工のあとに中間現場検査、竣工のあとに竣工現場検査があります。竣工現場検査に合格して交付される適合証明書を金融機関に出してから、資金を受け取ります(住宅金融支援機構)。
全棟で行う気密測定
気密測定は、家の隙間の大きさを専用の機械で測るものです。測った値をC値といい、0に近いほど隙間が少ないことを示します。
グレースホームでは、新築の住宅で全棟、気密を実測し、C値0.5 cm²/㎡以下にこだわっています。上棟が終わって窓が付くと測定します。これまでの測定では、C値0.2 cm²/㎡や0.3 cm²/㎡という値が出た家があります。
隙間が大きいと、断熱材の性能を十分に発揮できなかったり、換気のバランスが悪くなったりします。隙間が小さければ、断熱材の効果を発揮でき、換気の効率も上がります。
気密の値は、間取りや窓の形によって家ごとに多少の差が出ますが、職人の技術で低い値を保てます。水道管や電気の配線を外から引き込むところや、床、天井、窓の取り付けなど、大工工事で隙間を防げるところがたくさんあるからです。
お客様にも測定に立ち会っていただき、目に見えない部分の性能を確かめてからお渡しします。
完成後の社内検査
工事が終盤になると、スタッフが複数人で現場に行き、細かな傷も見逃さないように確かめます。
家が完成すると、引き渡しの前にスタッフ数人で社内検査を行います。自分たちの目で最終確認をして、お客様の家をベストな状態でお渡ししたいと考えています。
完了検査と立ち合いの確認
内装と外装のすべての工事が終わると、工事完了です。竣工の前後には、完了検査や最終的な立ち合いの確認があり、契約や設計のとおりに工事できているかを確かめます。
完了検査は、工事が完了した日から4日以内に申請し、受理した日から7日以内に検査が行われます。法令に適合していれば、検査済証が交付されます(建築基準法第7条)。
問題がなければ、お引渡し式を行います。
会社案内の第三者保証の欄には、株式会社日本住宅保証検査機構(JIO)の番号を載せています。
この記事のポイント
- 工事の途中には中間検査と気密測定、完成したあとには社内検査、完了検査、立ち合いの確認があります。
- 中間検査と完了検査では、建物が法令や申請のとおりにできているかを確かめます。
- 気密は目に見えないので、測定した数値で確かめることが大切です。
この記事のもとにした動画と記事
グレースホームの動画で話した内容と、これまでのブログ・公的な資料をもとにまとめています。










